教えて、布団職人!

超優れもの!山切り形状の意外な効果

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みなさんこんにちは。櫻道ふとん店店長の林です。当店には腰痛でお悩みの方がたくさんいらっしゃいますが、そんな皆さまにおすすめしているのが「腰いいね!」という超高反発の凹凸のある敷布団です。超高反発&凹凸構造の良さについては是非以下のページをご覧ください。

~腰が沈み込まない寝姿勢を保つ~

~眠れない悩み薬よりもまず布団~

~高反発敷布団のすすめ~

ただ、超高反発&凹凸構造は体圧分散による腰痛改善だけでなく、まだまだメリットがたくさんあるんです!今回は、そのメリットについて書きたいと思います。

指圧効果による血流UP!

布団で指圧!?と思われる方も多いと思いますが、凹凸のある敷布団と聞けば、なんとなく突起部分での指圧効果がありそう。とイメージできる方も多いのではないでしょうか。と言っても、突起部分が硬すぎて眠れない!なんてことはありませんのでご安心ください。ポイントは凸部分による「軽~い指圧」と、凹部分による「うっ血防止」にあります。

点で支える(凹凸加工のある)布団は、適度な大きさ・硬さの突起が背中全面にあり身体を支えているため、突起部分の指圧効果も期待できますし、凹み部分は敷布団からの圧力が少なくなるため血流が平面で寝るより良くなるのです。もちろん結果としてリラックス効果も期待できますし、眠りも深くなります。

褥瘡(じょくそう)対策に

褥瘡は寝ダコ・床ずれとも言われ、寝たきりになってしまった方などにとって非常に深刻な問題であり、一度発症してしまうと難治の病症です。褥瘡は皮膚が削げてしまっている状態のことで、ひどいケースでは骨が見えてしまうほどになります。褥瘡が発症する原因は、寝返りが自力で打てない方など、同じ場所に強い圧力がかかり続けることにより、血流が悪くなり皮膚が腐ることによります。つまり寝床に骨が長時間圧迫されると皮膚の血管が押しつぶされ酸素が遮断され皮膚が死んでしまうということです。

褥瘡は、過度の圧力がかかっていた場所の皮膚と下部組織の受ける損傷です。そもそも人間の体は外側から皮膚、真皮、皮下組織、筋層、骨となっているのですが、血流が悪くなることが原因で発症する褥瘡は血管が多くある皮下組織、筋層付近から腐っていきます。それゆえ、圧力による皮膚の損傷は、通常、骨盤部分や臀部のように、皮膚の近くに骨がある部分から始まります。これらの骨の突起が、内側から皮膚を圧迫するためです。皮膚の外に硬い物があっても、当然血行が悪くなります。また、寝たきりの人は麻痺によっても血液循環速度が低下しますから、皮膚への酸素供給がさらに減少してしまい、症状が進んでしまうのです。

上述の通り、褥瘡は皮膚の近くに骨がある部分に出やすいとされています。それらは身体の4箇所に限定されます。その4箇所とは、頭、肩甲骨部分、骨盤・臀部、かかとです。ただし、頭には枕があるので実際には症状は出ません。この4箇所の共通点は平面に横になった時に、ある1点に強い圧力がかかるということです。しかしながら、上述の通り頭には枕があり、頭の1点にかかるはずの圧力が頭全体や首に分散されているため、褥瘡はできづらくなっています。

このことから、柔らかいもので点にかかる圧力を面に分散させようと考え生まれたのが「低反発」という考え方です。寝床に接触していない部分の圧力はゼロですから、身体の重たい部分を沈ませて、軽い部分も敷布団に接触させることで体圧を分散させよう、圧力がゼロの部分をなくそうとしました。つまり低反発マットレスは体圧分散という概念から生まれました。

ところが、真皮のうっ血を止められず、低反発でも寝ダコができてしまいました。理由は簡単で、圧倒的に腰の部分が重たいからです。人間の身体は腰の部分が一番重たく、横になった際には骨盤のところに最も圧力がかかります。頭やかかとは設置面積が少ないため、かかる圧力が強く、褥瘡が発症しやすくなります。

そこで、ウォーターベッド、低反発、高反発、木綿、羊毛、ムートンなどあらゆる敷布団で、褥瘡ができにくい条件というものを研究しました。結論、体圧分散ができることが重要なのですが、もう一つ面白いことがわかりました。実は、上記の様々な種類の敷布団の中で、最も褥瘡対策に効果が高かったのがムートンでした。ムートンシーツも体圧分散の効果がありますが、お勧めは十分な弾力性を持った高密度のムートンです。ムートンパッドの場合は毛の適度な硬さと密度が必要です。高密度加工をしたムートンなどはかなり褥瘡対策には良いと思います。

では、なぜムートンが良いのか?ですが、ムートンの敷布団は究極の点で支える敷布団だからです。細かな繊維の塊が、ものすごく小さな点で身体を支えているのです。そう、研究からわかったことは「体圧分散が重要」ということと「点で支える必要がある」ということでした。

余談ですが、よくこの話をすると「私は寝相が良いから全然動かないけど床ずれしない」ということを仰る方もいるのですが、寝たきりでない限り、必ず少しは動いていて、その動きにより圧迫されていた場所にも血液が流れるので、褥瘡にはならないのです。

また、寝たきりの方は最低でも3時間に1回は動かして寝返りを打たせてくださいと言いますが、実際の医療や介護の現場では、それが行われていないケースもあるようです。身体を点で支えると、寝返りが打ちやすくなるのですが、それはつまり介護の時も寝返りを打たせやすい、身体を動かす力が少なくて良いということになります。

敷布団3層って??

理想的な敷布団・マットレスの構造は3層構造と言われ、以下のようになっています。

A層 皮膚が感じる層(お好み)

B層 骨が感じる身体を支える層(重要)

C層 衝撃を受け止める層(お好み)

A層は身体に接する部分なので肌心地の良い柔らかい素材が好まれることが多く、B層は背骨をしっかりと支えるための層なので、かなり硬めの素材が良いです。この2つの層で寝たときの姿勢を正しく保つことができます。C層は衝撃を受け止める役割なので、さほど重要ではありません。逆にB層がしっかりしてれば、体圧分散が成立するのでB層は非常に重要なパーツになります。しかしながら残念なことに、多くの敷布団・マットレスはA層とC層に力を入れ生産をされています。これはお店などでマットレスに横になったときに、直感的に硬さと肌触りがわかり、身体に良いものではなく、感覚的に好きなものを選びやすいからだと考えられます。

 

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